子供が数学が苦手で困っている人は多いのではないでしょうか?
私も数学が決して得意ではなかったので、子供には数学で苦労させたくありませんでした。
ここでは小学校2年生の娘を持つ私が、子育ての中で工夫してきたことを紹介します
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子供の学習を日常生活の中に織り交ぜると良い理由
子供が小さいうちは、「なんで?」、「これは、どうしたらこうなるの?」いう疑問を持つことすらありません。
目の前で起こるあらゆる出来事を知らず知らずのうちに吸収し、見よう見まねで行動します。
毎日が声に出し、やがてそれらが習得に変わっていくという日々の積み重ねです。
そうした積み重ねの中で、周りの人との関わりを持ちコミュニケーションをとることで、その子の人間性が養われていくとも考えられます。
子どもに関わる周りの人、またその関わり方が、いかに子どもの成長に影響を与えるかを、私自身も子どもを育てていくさなか、身に染みて感じています。
すでに小学生になった我が子との小さいころからの接し方を振り返り、できるだけこうであってほしいと願う中で、無理ない範囲で体験してきたこと、工夫してきたことを紹介したいと思います。
子どもが数字を苦手にならないための3つの工夫
私が何よりも早い段階から願っていたこと、気を付けようと思っていたことは、子どもが数字嫌いにならないようにすることです。
では、そのために自分なりに取り組んだこととは・・・
お風呂で楽しく「数字をイメージ」させること
あと何秒温もりなさいといったことはよくある光景だと思います。
もちろん我が家も「あと10秒」温もったら上がろう、あと「20秒数えてから上がってね」と、
子どもが覚えた数字が少しずつ増えるにしたがって数える数字も徐々に増やしていきました。
数字と数字を合わせるクイズを行う
それに加えてよく行ってきたことは、
普段なら紙に書いて説明したくなるような、数字と数字を合わせるクイズ(いわゆる足し算問題、その逆の、引き算問題など)を、子どもの目の前に数字を思い浮かばせるようにして出題することです。
敢えて、「合わせるクイズ」と書いたのは、単なる計算問題を言うのではなく、日常でよく目にしているものを
使うことで、身近で親しみをもって解きやすいからです。
例えば、「袋にあめが8個とチョコレートが4個入っていたよ」といった具合です。いわゆる文章題ですね。
お風呂という場所なので、すべて口頭で行うことで、注意して文章を聞き取ることと、イメージして理解しようとする力が、特に「勉強しているという実感」がないまま身につけることができるのではないかと考えたのです。
お金をイメージさせる教え方をする
また、数字が二桁、三桁に増えると、目の前に何百何十何という数字だけを思い浮かべて計算することが、大人でも大変になってきます。
そこでとても効果的だったのは、お金をイメージさせることです。
265+520の問題を解く場合、「おこづかい265円に520円増えるといくらになる?」と変換させます。
すると目の前のイメージがガラッと変わり、「100円が2枚、500円が1枚だね。あとは10円が6枚と2枚で80円、そこに5円足すといいね」というようになるのです。とても不思議です。