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Xymonをインストールしてみた

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ITmedia @ITでOSS運用監視製品の比較記事の執筆をさせて頂いた。
記事の執筆にあたり、オープンソースのシステム監視ソフトウェアXymonを実際にインストールし
動作を確認する検証を実施した。その実際に行った構築手順をまとめたものが以下である。

インストールの為に以下のサイトを参考とさせて頂いている。

http://www.server-kanshi.net/

検証に使用した環境

検証に使用した環境は以下となる。


VMware ESXiに上にCentOS 7.2 (minimal install)とUbuntu Server 15.10LTSをインストールしている。インストール後にntpを手動インストール+自動起動だけ行った状態となっている。

CentOS 7.2 へのXymon Serverのインストール

snmpのインストール

1.インストール済パッケージのupdate
$ sudo yum update -y

2.snmp/snmp-utilsのインストール
$ sudo yum install -y net-snmp net-snmp-utils

3.snmpdの設定ファイルの編集
$ sudo vi /etc/snmp/snmpd.conf

com2sec mynetworkのIPアドレスレンジは使用するIPで変更が必要
localhostからしかアクセスしない場合はmynetwork自体の設定が不要

4.snmpdの起動と自動起動の設定
$ sudo systemctl start snmpd
$ sudo systemctl enable snmpd

5.snmpwalkの実行結果の確認
$ sudo snmpwalk -c public -v 2c localhost
※3000行くらい出力される。

Xymon Serverのインストール

1.epelリポジトリのインストール
$ sudo yum install -y epel-release.noarch

2.追加パッケージのインストール
$ sudo yum install -y httpd wget gcc make pcre-devel rrdtool-devel libpng-devel openssl-devel openldap-devel c-ares-devel

3.Xymonの最新パッケージのを確認
Xymonのバイナリファイル公開サイトで最新バージョンを確認する。
2016/4現在の最新バージョンは2016/03/24に公開されたVer 4.3.7である。

4.Xymonの最新パッケージをダウンロード
$ cd /tmp
$ sudo wget https://sourceforge.net/projects/xymon/files/Xymon/4.3.27/xymon-4.3.27.tar.gz

5.Xymonのパッケージを解凍
$ sudo tar zxvf xymon-4.3.27.tar.gz

6.XymonのMakefileを生成
$ cd xymon-4.3.27
$ sudo ./configure

基本的にはEnterを押すのみでよいが、以下のapacheユーザとIPアドレスの設定だけ入力が必要となる。
What group-ID does your webserver use [nobody] ?
apache

What is the IP-address of this host [127.0.0.1] ?
10.255.202.97

7.パッケージを作成(make)
$ sudo make

8.パッケージをインストール
$ sudo make install

インストールに成功すると以下のようなメッセージが出力される。

9.Xymonのhomeディレクトリの権限を変更
$ sudo chmod 701 /home/xymon

10.Xymonのlogrotateの設定を登録
$ sudo cp /tmp/xymon-4.3.27/rpm/xymon.logrotate /etc/logrotate.d/xymon

11.Xymonのhttpdの設定を登録
$ sudo cp /home/xymon/server/etc/xymon-apache.conf /etc/httpd/conf.d/xymon.conf

12.httpdの起動と自動起動を設定
$ sudo systemctl start httpd
$ sudo systemctl enable httpd

13.Xymon Serverを起動
$ sudo -u xymon /home/xymon/server/bin/xymon.sh start

14.Xymonのインストーラを削除
$ cd /tmp
$ /bin/rm -rf ./xymon-4.3.27

15.Xymonの設定ファイルに監視対象サーバを登録
$ sudo vi /home/xymon/server/etc/hosts.cfg

書式は以下となる。※ # の後ろに監視対象を記述する(コメントではないことに注意)
IP address hostname # 監視対象

監視できるサービスはこちらに詳細にまとめられている。
Xymon標準機能で監視できるサービス

16.Xymonの設定ファイルの反映
監視対象サーバの追加・変更ごとに以下の操作を実施する。
$ sudo -u xymon /home/xymon/server/bin/xymon.sh reload

17.http/xymon-serverのポートを解放する
$ sudo firewall-cmd --add-service=http --zone=public --permanent
$ sudo firewall-cmd --add-service=1984/tcp --zone=public --permanent
$ sudo firewall-cmd --reload

18.Xymon-serverにブラウザで接続
ログイン後登録したサーバの監視が行えている。※画面は監視対象サーバ複数追加後になっている。


Ubuntu Server 15.10へのXymon clientのインストール

snmpのインストール

1.インストール済パッケージの更新
$ sudo apt update -y

2.snmp/syssv-rc-confのインストール
sudo apt-get install -y snmp sysv-rc-conf

3.snmpdの設定ファイルの編集
$ sudo vi /etc/snmp/snmpd.conf

com2sec mynetworkのIPアドレスレンジは使用するIPで変更が必要
localhostからしかアクセスしない場合はmynetwork自体の設定が不要

4.snmpdの起動と自動起動の設定
$ sudo service snmpd start
$ sudo sysv-rc-conf snmpd on

5.snmpwalkの実行結果の確認
$ sudo snmpwalk -c public -v 2c localhost

xymon-clientのインストール

1.xymon-clientのインストール
debian系は普通にaptコマンドでxymon-clientのインストールが可能だ。
2016/4現在では”xymon/wily,now 4.3.21-1 amd64”がインストールされる。
apt-get install -y xymon

2.xymon-clientの起動と自動起動の設定
$ sudo service xymon-client start
$ sudo sysv-rc-conf xymon-client on

3.Xymon-serverにブラウザで接続
しばらく待つとサーバが追加されている行えている。


4.サービス/リソースの監視画面
Xymon-serverの監視画面上でサービスやリソースの監視結果を参照できる。



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