Tech Sketch Bucket of Technical Chips by TIS Inc.

JBossAS7のクラスローダーを理解しよう

Pocket

techsketch-banner-OSS+startingblock(700x65).jpg

JBossのAPサーバー JBossAS7 は、RedHat社による商用サポート版の JBossEAP6 (バージョン番号は異なっていますがAS7に基づいています)もリリースされ、使用できる機運が高まってます。
以前、 新しくなったJBossASを使ってみよう で運用管理面を、 SAStrutsをJBossAS7で動かそう でSAStrutsの移植を中心にJBossAS7の技術紹介をしましたが、今回はクラスローダーに着目します。
JBossAS7のクラスローダーは、JBossAS5の階層型と呼ばれるものから、モジュール型と呼ばれるものに変更されたことで、共有ライブラリの設定方法が大きく変わりました。共有ライブラリとしてSeasar2のユーティリティクラス S2Util のライブラリをJBossAS7にインストールすることを通して、JBossAS7のクラスローダーを紹介します。

SugarCRMをお気軽にカスタマイズしてみた その1

Pocket

OSS製品というと、PostgreSQL、Apacheなどのミドルウェアが有名ですが、業務アプリケーションにも沢山のOSSが存在します。その中でも代表的な製品の一つ、オープンソースのCRMソフトウェア「 SugarCRM 」は、基本機能部分がコミュニティ版としてソースが公開されています。
顧客管理(CRM)の基本機能として、営業/サポート/マーケティング/グループウェア/管理などの機能は揃っていますが、管理画面の機能を利用して、ユーザ側でもちょっとしたカスタマイズを行える仕組みが提供されているのが大きな特徴といえます。

ソースコードの改変による深いカスタマイズももちろん可能ですが、コミュニティ版で提供されている開発者向けツールを使用すると、画面に表示するラベルの変更・データ項目の追加や既存機能をテンプレートにした新規機能追加程度の軽いカスタマイズであれば、ソースコードを意識することなく、画面上の操作のみで実現可能です。
しかし、SugarCRMのカスタマイズの仕組みを理解するためには、ツールが裏側で何をしているか知る必要があります。また、ツールを使わずに自分で細かいカスタマイズをしたいという場合でもサンプルとして使えるでしょう。

と、いうわけで今回は、ツールが裏で作成するソースコードやデータベースのスキーマ変更がどんなものであるか調べてみました。

OSSのJobSchedulerを使ってジョブ管理

Pocket

皆さん、Job管理はどのように行なっていますか?

簡単なものであればcronで実行している方も多いかと思います。
ジョブ同士に関連を持たせたりと複雑な管理をする場合には JP1A-AUTOTivoli 等の商用ツールを利用する場面もあります。
OSSのジョブ管理ツールとしては Hinemos が有名ではないでしょうか。
今回紹介するのは、OSSで、かつ非常に多機能なジョブ管理ツールである「 JobScheduler 」です。

JobSchedulerは、ドイツの企業である「 Software-und Organisations-Service GmbH (以降、SOS社とする)」が開発を行なっています。

JobSchedulerは非常に有用な機能を多く含んでおり、
また、ヨーロッパを中心に非常に多くの利用実績があります。
金融機関のシステムなど、ミッション・クリティカルな場面での利用実績も多くあるようです。
Swiss PostU.S. Group Reinsurance RGA Reinsurance Company 等、保険・金融事業を取り扱う企業でも採用されています。
最新の事例としては、ドイツの証券取引所である Deutsche Börse AGSBroker といったところでも採用されたそうです。
リスク計算処理やファイル転送、バックアップ、メンテナンスタスク等を自動化するためにJobSchedulerが活用されてます。
その他、公開事例は SOS社のWebページ を参照下さい。

Linux/Windowsともに対応しており、Linux/Windows版は全てGPLのもと、全てOSSとして公開されています。
また、SOS社のサポートライセンスを購入することでHP-UX/Solaris/AIXでも利用できます。
Java、Perl、JavaScript、VBScript、ShellScript等で記述したジョブの実行管理が可能です。
現時点で日本語対応はしていませんが、非常に有用な機能を保有しているため利用価値があるのではないかと考えています。
(英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語に対応済み)

JobSchedulerがどういった機能を持っているのかを簡単に紹介したいと思います。
また、先日JobSchedulerの開発企業であるSOS社のベルリン本社を訪問してきたので、開発者の方に直接伺った話なども併せて紹介したいと思います。

Zabbix Conference 2012 登壇&聴講レポート(1)

Pocket

Zabbix conference 2012登壇&聴講レポート

ラトビアのリガで2012/09/21-22の2日間で実施されたZabbix conference 2012の模様をレポートします。
今回のZabbix Conferenceは昨年に引き続いての2回目の開催になります。
ちなみにラトビアのリガはこちらです。

大きな地図で見る

世界27カ国156名の方が参加されたそうです。
ラトビア国内の方の参加を始め、イギリス、ロシアなど様々な国から参加されていました。
世界各地にあるZabbixのコミュニティの方々も集まって来られているようでした。
日本からも弊社の2名を加えて、計7名参加されていました。
カンファレンスの様子は、Zabbix公式ページにて、
Photo Gallery が公開されているのでご覧下さい。

Zabbix Conferenceでは、以下のようなテーマの発表が行われました。

  • Zabbix SIAのメンバーの方からの公式最新情報の展開
  • Zabbixの活用事例や取り組みの紹介
  • Zabbixに関するビジネス展開している企業の紹介

今回のZabbix conferenceでは、私も取り組みの紹介を行うスピーカーとして参加させていただきました。

zabbix_conferece_presen_photo.jpg

マーカーをタップすると3Dアバターがしゃべって動くARアプリ 4

Pocket

動画のような「マーカーをタップすると3Dアバターがしゃべって動くARアプリ」について、


第一回 では環境準備について、 第二回 ではAndARの改造ポイントについて、そして 第三回 では改造したAndARを用いた具体的なアプリケーションの実装のうちActivity部分について解説してきました。

最終回の今回は、具体的なアプリケーションの実装のうちアバターの基底となるPlayerBase、及び具体的なアバターを定義するクラスについて解説します。

なおソースコードや設定ファイルの全ては解説していません。実際に動くコードは、Github上に公開された下記リポジトリを参考にしてください。

https://github.com/tech-sketch/AR_Speaker

Zabbix SIA 本社オフィス訪問

Pocket

Zabbix Conference 2012への参加のためにラトビアのリガに出張してきました。

ラトビアのリガは、Zabbixの開発会社であるZabbix SIAがあります。
ということで、カンファレンス開催の前日に、Zabbix SIAのオフィスを訪問する機会をいただきました。
今回は、そのオフィス訪問記録をまとめます。
Zabbix Conference本編の内容については、別途ブログで近日公開予定です。
もう少しお待ち下さい。

P9200026.jpg

マーカーをタップすると3Dアバターがしゃべって動くARアプリ 3

Pocket

前々回前回 の記事に引き続き、AndARを改造して「マーカーをタップすると3Dアバターがしゃべって動くARアプリ」の解説をします。

今回と最終回の次回を使って、「マーカーをタップしたことを判断するロジック」や「個々の3Dオブジェクトに独自のアニメーションを実装する方法」を、具体的なアプリケーションのソースコードを元に解説します。

なおこの「マーカーをタップすると3Dアバターがしゃべって動くARアプリ」のソースコードは、Github上に公開しています。

https://github.com/tech-sketch/AR_Speaker

ぜひcloneして、このアプリの動作を確認してみてください。